七星です。
・ 見積書
・ 請求書
・ FAX送信状
・ 小切手
こういうビジネス的なことを、
知らない人が多すぎ、
そんなお子ちゃまビジネスマンが、
ネットでお金を手に入れても、長続きしません。
見積書の書き方ひとつで、
利益が変わりますからね。
今日は、見積書の書き方を教えます。
見積書とは、
仕事への対価の、根拠を説明するものです。
なので、この説明がうまければ、うまいほど、
多くのお金をもらうことができます。
私は、職人時代、
この見積書の書き方で、利益をあげてました。
今日は、見積書のコツを
4つほど書きます。
・ バラバラにする
・ 単位を変える
・ わかりづらくする
・ 税別表記
■ バラバラにする
例えば、
※お見積書※
システム開発費 100万円
消費税 5万円
合計見積 105万円
という見積書は、一番最低です。
これを、どれだけ、
バラバラにするかが、すごく重要です。
もし、私なら、
内容 単位 単価 金額 と、
バラバラにしてつくります。
システム設計
20時間×5,000円 = 100,000円
データーベース作成(SQL)
30時間×5,000円 = 150,000円
内部プログラム打ち込み
50時間×5,000円 = 250,000円
システムエラーチェック
20時間×2,000円 = 40,000円
お打ち合わせ
0.5人日×50,000円 = 25,000円
と書きますね。
で、これから、再度考えてます。
これを、どうやって100万円にするのか。
まず、
打ち合わせで、0.5人日×5万円と書きました。
ここで、この人は、1日 5万円の日給の人と認識させてます。
それにともなって、
時給5,000円で、10時間働いて、
5万円という認識を相手に与えます。
あと、システムチェックは、技術はいらないから安くなってます。
これも、しっかりと金額を考えているという表現です。
でも、まだこれだと、56万円なので、
もっと項目を増やします。
システム設計
25時間×5,000円 = 125,000円
データーベース作成 (SQL)
40時間×5,000円 = 200,000円
内部プログラム打ち込み (PHP)
60時間×5,000円 = 300,000円
ユーザーページ作成
30時間×5,000円 = 150,000円
管理システム作成
10時間×5,000円 = 50,000円
サーバー構築 (外注 詳細別途)
一式 200,000円
システムエラーチェック
30時間×2,000円 = 60,000円
お打ち合わせ 2回
1人日×50,000円 = 25,000円
合計金額 1,110,000円
値引き - 110,000円
最終お見積 1,000,000円(税別)
この見積だと、実働20日で完成です。
でも、実際は、10日分ぐらいの仕事量でないとダメです。
そうすると、この人の日給は、10万円になります。
■単位を変える
㎡ と m の違い。
建築系の日本の規格は、
0.9m 単位が多いです。
なので壁紙の横幅は、0.9mです。
となると、
メートルの単位計算と、
平米の単位計算だと、
メートルの方が、お得です。
例えば、90㎡ は、 材料のメートルにすると、100メートルになります。
なので、
90㎡ × 1,000円 = 9万円
100メートル × 1,000円 = 10万円
同じ仕事量なのに、
単位を変えただけで、値段が変わります。
あと、キログラム とか トン
でも、見え方が変わります。
1トン 500万円 は
1キロ 5000円 です。
0.1トン × 500万円 = 5万円
1000キロ × 5000円 = 5万円
どっちが安く感じますか?
トン計算のほうが、安く感じます。
このように、単位を変えることで、
売り上げが上がったり、
安く感じさせることができます。
■ わかりづらくする
これは、難しい言葉を使えば使うほど、
お客様は、考えるのが面倒になり
なおかつ、すごい事をするんだ~~って勘違いをします。
例えば、先ほどの例をとってみると、
システム設計
20時間×5000円 = 100,000円
データーベース作成(SQL)
30時間×5,000円 = 150,000円
内部プログラム打ち込み
50時間×5,000円 = 250,000円
システムエラーチェック
20時間×2,000円 = 40,000円
お打ち合わせ
0.5人日×50,000円 = 25,000円
これを、わかりづらくしますね。
SQL Server構築 (OracleとSQL 相互システム)
20時間×5,000円 = 100,000円
SQL Server実装 (CSK Winテクノロジを使った実装)
30時間×5,000円 = 150,000円
PHP4内部システム、(Zend Engine方式での実装)
50時間×5,000円 = 250,000円
全システムの互換性確認・バクの全チェック
20時間×2,000円 = 40,000円
いま、適当に調べて、それっぽい単語を入れましたが、
なんか、わかりづらくなって、すごそうになったでしょ。
ただ、勉強家の人とか、見積をしっかりと見る人
知識がある人には逆効果になります。
これは、素人向けに使うテクニックです。
■ 税別表記
あと、一番簡単なので、
消費税は、別の表示にしてください。
見積書は、販売価格ではないので、
税込みする必要はないです。
なので、少しでも安く感じてもらうために
税別表記にして見積を作るのは必須です。
まとめると、
見積書はウソをついてください。
そうしないと、今の時代食べていけません。
もちろん、他社がいる場合は大切ですが、
私の場合は、他社がいる場合は、見積をだしません。
だって、儲からないもん。
綺麗ごとは、お金を稼いでから言いましょう。
このようなテクニックは、見積書を書いている人なら
当たり前に知っていることです。
職人時代、このように、見積書を、何千枚も書いてきました。
建築系の見積書は、一枚作るのに、
すごい経験と知識が必要で、頭をめちゃくちゃ使います。
リフォームの見積書は、ベテランでないと作れません。
ひさしぶりに、見積書を作る、頭を使いしました。
参考になれば幸いです。
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