【七星自伝/第4話】 デリ○ルやらねぇ?

高校時代の友人からは、

【しっちゃん】というアダ名で

呼ばれていました。

「しっちゃんさ、

 ちょっと一緒にデリヘルやらねぇ?」

というのが、

桐島からの電話の第一声でした。

「俺、デリヘルやっていて、

 結構儲かってるんだけど、

 しっちゃんが一緒にやってくれると

 もっと儲かるんだ。

 俺がやってるデリだけど、

 専属のハコ(部屋)があったら、

 利益が倍増するから、

 しっちゃんがその専属のハコ(部屋)を

 作ってくれたら、

 俺のビジネスも進めやすいし、

 部屋代も取れて儲かって、

 利益率がすごく上がるんだ。

 ハコ以外のことは全部俺が準備するから、

 しっちゃんはハコだけ

 作ってくれたらいいから。

 そうしたら、もういくらでも金渡すよ。」

当時の私は、今以上にバカだったので、

桐島の電話を真に受けて、

『面白そうだな。今はお金もあるし、

 ハコを作って経営するっていうのも

 面白そう。いいなー』

と感じて、話に乗ってしまったのです。

次の日には、

東京から330キロ離れた地方都市ですが、

もう速攻で行って、夜中にも関わらず

ぐるぐると街をまわって

『いい物件ないかな~』

と探しまわっていました。

不動産屋なんて一回くらいしか

行ったことがなかったのに、

誘いの電話があった当日に、

もうその街へ行って物件を探しているなんて、

今から考えればすごい行動力なのと同時に、

すごいバカだったと思います。

この誘い話に乗ったのが、

運の尽きだったのです。

次の話へ ⇒ 【第5話】 東北のラブホテル王

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