【七星自伝/第7話】 ごめん、女の子がいない

あとは開店するだけとなったので、

桐島に

「じゃあ、店できたから、オープンしよっか」

と言うと、

耳を疑う返事が返って来たのです。

「ごめん、女の子がいない。。。」

このデリヘル業は、女の子が商品です。

桐島は、

「デリヘルで成功している。

 ハコ以外は全部用意する」

と言ってたにも関わらず、

その商品となる女の子がいない

と言い出したのです。

そもそも女の子がいないと、

ビジネス自体が成り立たないので、

いくらハコができたところで

ビジネスができないのです。

「えぇ?!

 いやいやいや、ちょっと待てよ!

 お前の話だと、

 ビジネスも上手くいってるし、

 女の子も準備してるし、

 全部準備するから、

 俺は物件を借りて

 店を作るだけでいいんだよな?

 俺、東京に住んでんだよ?

 どうすんだよ!」

と言ったんです。

東北の地方都市だったので、

いくら車で高速道路を飛ばしても、

東京から2~3時間はかかるところですし、

この時点で店舗を借りたり店を作ったりで

一千万円近く掛けていたので、私としては

『ごめん』では済まない話なのです。

それでも桐島は

「でも、女の子いないんだから、

 仕方ないじゃん。ごめん」

という一点張りで、

「お前、ごめんで終わらせるんじゃねーよ!」

と、堂々巡りになったのですが、

もう後には引けないところまで来ていたので、

次に私はある行動を取ったのです。

背水の陣、窮鼠猫を噛む、

追いつめれた時、

人ってとんでもない行動をするんですね。

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