【七星自伝/第8話】 テレクラ求人募集

私はこのとき既に

1,500万円あった貯金のうち、

1,000万円近くはつぎ込んでいたので、

女の子がいないということで

「はい、分かりました。諦めましょう」

と言える状況ではなかったのです。

どうしても女の子を集めなければ

ならなかった私は、

『どうしたら女の子を勧誘できるだろう?』

と無い頭脳をフル回転させて

辿り着いた答えがあります。

《テレクラ》です。

東京では少し下火になっていましたけど、

地方都市で女の子と遊ぶと言えば

テレクラはまだまだ現役で、

男も女も利用者がたくさんいたのです。

そして、テレクラは援助交際、

お金がなくて電話をしてくる女の子が

多いことは知っていたので、

もう背に腹は変えられない状況だったので、

テレクラ案が浮かんだ直後には

テレクラへ飛び込み、

必死に女の子から掛かって来る電話を

我先に取ろうしている自分がいたのです。

他の女の子と遊ぶ目的の奴らと、

1,000万円が掛かっている私とでは、

気合の入り方が違うんです。

テレクラには一週間通いつめました。

プルッ…

「もしもーし、遊ぼう!」

「えー、お兄さん、お金払ってくれるのー?」

「うん、いいよ、いいよー」

と言って、アポを取れて

実際に会えたのはなんと10人。

テレクラで詰めて、上手く電話を取って、

話をして乗せて、待ち合わせて会って、

話をして、という過程なので、

一週間で10人と会うのはかなり多いですし、

それまでナンパすらしたことが無かった

30男の成果としては良くできたほうです。

来てくれた女の子の多くは

やはりお金目当てだったりするので、

喫茶店で少し話をして

「ねぇねぇ、お金困ってるんだったら、

 うちでちょっと働かない?」

と勧誘すると、3人の女の子に

働いてもらうことに成功したのです。

すごく簡単に説明してますが、

ここでも一冊の本が書けるくらいの話があります。

ウソのようですが、これは全て実話で、

なにも盛ってませんからね。

当時の私を褒めたいです。

よくやったよ。オレは・・・

でも、もうこれで女の子も揃ったし、

『あとは開店するだけだ!』

となったので、もう一度あの悪友の

桐島に電話をしました。

「おう、なんとか女の子用意できたぜ。

 あとの管理はお願いするぞ!

 よし!お店、開店しようぜ!」

と言ったら、なんとまた桐島から

信じられない言葉を突き付けられたのです。

次の話へ ⇒ 【第9話】 ごめん。店長いねぇんだ

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